SEOBOK/ソボクのネタバレ感想とキャスト一覧|SEOBOK/ソボクの視聴方法 | 韓国エンタメライブラリー

SEOBOK/ソボクのネタバレ感想とキャスト一覧|SEOBOK/ソボクの視聴方法

SEOBOK/ソボク
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2022年11月24日からAmazon Prime Videoで配信される韓国映画「SEOBOK/ソボク」のキャストやネタバレ感想などの情報を紹介します。

韓国映画「SEOBOK/ソボク」は「トッケビ」のコン・ユさんと「恋のスケッチ〜応答せよ1998〜」や「ボーイフレンド」のパク・ボゴムさんが主演するSF映画です。

この記事を読むことで、
✅「SEOBOK/ソボク」のキャスト一覧
✅「SEOBOK/ソボク」のキャストプロフィール
✅「SEOBOK/ソボク」を実際に観た感想
✅ソボク(徐福)の意味
✅「SEOBOK/ソボク」の監督のプロフィール
などが分かるようになっています

<筆者の簡単なプロフィール>
この記事の筆者は第1次韓流ブームから韓国ドラマを視聴するようになった40代女性です。韓国ドラマ歴は約20年になります。
韓国ドラマは、NetflixU-NEXTDisney+ (ディズニープラス)アマプラ楽天VIKIなどの動画配信サービスで最新作を視聴する他、BSや地上波でもチェックしています。
ブログの記事は、韓国の公式サイトなどを見に行って情報収集をし、ほとんどの記事を実際に作品を観た上で書いています。
韓ドラ好きの筆者が情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください!
筆者の詳しいプロフィールは→コチラ

 

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それでは、映画「SEOBOK/ソボク」について早速みていきましょう!



SEOBOK/ソボク(映画)の基本情報

基本情報

SOBOK/ソボク

韓国語タイトル:서복
英語タイトル:SEOBOK

ジャンル:SF、アクション、ロードムービー

配給元:CJエンターテイメント

撮影期間:2019年5月21日〜2019年10月10日
製作費:約160億ウォン(約16億円)

韓国公開日:2021年4月15日
日本公開日:2021年7月16日

監督:イ・ヨンジュ監督(建築学概論
脚本:イ・ヨンジュ監督

出演:コン・ユ、パク・ボゴム、チョ・ウジン、チャン・ヨンナム、パク・ビョンウン

 

韓国映画「SEOBOK/ソボク」は永遠の命を持つ人類初のクローン人間「徐福(ソボク)」と徐福(ソボク)の輸送というミッションを遂行する余命わずかな元情報局エージェントという対極の立場にある2人を描いたSFアクションロードムービーとなっています。

クローン人間「徐福(ソボク)」の特別な能力を表現するために、特殊技術を駆使した映像も見どころです。

 



SEOBOK/ソボク(映画)のあらすじ

人類に永遠の命をもたらすクローン・ソボク。
彼を奪い合う争いの中、唯一、人として接し守り続ける男がいた―
互いのために宿命に抗う2人の運命とは―
余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホン(コン・ユ)。死を目前にし明日の生を渇望する彼に、 国家の極秘プロジェクトで誕生した人類初のクローン・ソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務が舞い込む。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2人だけになってしまう。 危機的な状況の中、2人は衝突を繰り返すも、徐々に心を通わせていく― しかし、人類の救いにも、災いにもなり得るソボクを手に入れようと、闇の組織の追跡は更に激しくなっていく―

引用元:映画「SEOBOK/ソボク」公式サイト

永遠の命を持つクローンを護衛するのが、余命わずかな元エージェント…「生と死」という対極にある人たちが共に濃密な時間を過ごすという設定がなんとも興味をそそります。

映画的な想像力を発揮できる「クローン人間」というアイテムを使い、死ぬことのない存在のクローンと死を目前にした1人の男のロードムービーを通して、人間が恐れる「死」と、求める「永遠の命」について描くことに挑んだ。「両極端な状況に置かれた2人の男が険しい旅路で人間の宿命ともいえる死の恐怖を克服し、人生と向き合う過程を描きたかった」と語るイ・ヨンジュ監督は、狭い実験室で永遠という時間に閉じ込められたクローンのソボク、そして死を目前にして生涯最後の任務を引き受けたギホンの2人が、少しずつお互いを知り変化し成長する過程を作品に深く盛り込み、SFというジャンル性を持たせながら、感動的な人間ドラマを観客に伝えることに成功した。

SFというジャンルを使って、人間の根底にある「死への恐れ」と「生の渇望」いうテーマを扱うことにしたようです。

個人的には10年間実験室の中だけで生活してきたクローン人間が、外の世界にどんな反応を示すのかとか、初めて出会った男とどのように心を通わせていくのかなど、俳優パク・ボゴムさんの演技を観てみたい!という期待からこの映画を観てみました。

 

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SEOBOK/ソボク(映画)のキャスト一覧

役名 キャスト 役柄
ミン・ギホン コン・ユ 元情報局エージェント
ソボクの護衛を担当
ソボク パク・ボゴム 人類初のクローン人間
アン部長 チョ・ウジン 韓国情報局要員
イム・セウン チャン・ヨンナム 研究員
ソボクの母
シン・ハクソン パク・ビョンウン 研究員
ソンイングループ代表理事
キム・チョノ キム・ジェギョン ソイングループの会長
ホ課長 ヨン・ジェウク
ペ局長 キム・ホンパ
ユン・ヒョンス イ・オンジョン ギホンの同期
カール・アンダーソン ポール・バトル ソイン研究所所長
ジョン アンドレアス・プロンク
キム ナ・グァンフン
傭兵 ジャック・ライオンズ
傭兵 ダニエル・ジョイ・アルブライト
傭兵 ソンイル

アクション映画なので、男性キャスト多しです!

ソボクのピュアさを強調するためか、ソイングループの会長(キム・ジェゴン)やギホンの同期(イ・オンジョン)など、クセのあるキャストが多かったです。

 



映画『SEOBOK/ソボク』の感想と評価(ネタバレなし)

SEOBOK/ソボクを公開前に試写会などで実際に観た方の感想を見つけたので、それらをまとめてみました。

・人間の死生観に鋭く切り込むソボクの問いには考えさせられる。
・ソボクの能力にはサイキック的なものもあって、アクションシーンが圧巻。
・物語自体は重いが、色々なジャンル盛り盛りでエンタメ作品として楽しめた。
・イ・ヨンジュ監督が建築学を専攻していたこともあり、研究所のデザインやその光景に、才能を遺憾なく発揮している。

やはり、永遠の命を持つクローン人間(パク・ボゴム)と、余命わずかで生に執着のある人間(コン・ユ)のロードムービーとあって、死生観について考えさせられる内容になっています。

特に、ソボクの持つ疑問がピュア過ぎて、ソボクの発する言葉が心にグサグサ刺さった方が大量発生している模様。

ただ、アクションシーンやほっこりするシーンなども用意されていて、テーマの割りに重くなりすぎずに楽しめた方が多いようです。

また、セットなどがおしゃれなで、見た目にも楽しめました。

試写会での評価は結構高いように思いました。

 

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ソボク(映画)の感想と評価(ややネタバレ)

私は、映画公開日の7月16日に映画館で観て来ました。

チケットを購入し、会場に入る際に、こんなものを渡されまして。

SEOBOK/ソボクのカード

ちょっとピンボケしてますが、”Special Thanks Card”とあります。
初日に観に行った特典でしょうか??

SEOBOK/ソボクのカード

カードの表はポスターと同じデザインで、裏はホログラム入りのランダムデザインなようです。

SEOBOK/ソボクのカード

角度によって虹色のホロが出ます。疲れ果てたコン・ユにきらきらのラメっていうミスマッチ感よ(笑)。

一緒に行った友人が一枚くれたので、サインがプリントされた主演2人のデザインVer.と、コン・ユのソロショットVer.の2種類のカードをゲット出来ました。(公式発表によると、カードは全3種類。もう1種類はパク・ボゴムのソロショットver.なようです。)

 

さて、映画の感想ですが、「SEOBOK/ソボク」を観る前に予習も兼ねてイ・ヨンジュ監督の「建築学概論」を観ておいたのですが、「建築学概論」からは想像もできないほど特殊技術を駆使した内容の映画で驚きました。

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コン・ユさんはお馴染みの俳優さんで、やっぱりかっこいいなあという感想。脚がほんま長い!なぁとかスタイルの良さばっかり観てしまいました。

そして、パク・ボゴムさんですが、彼の事はドラマ「雲が描いた月明かり」を以前観たことがあるので知っているという程度でした。朝鮮時代の王子役だったパク・ボゴムさんにお顔立ちの好青年という印象を持ちました。

その後「ボーイフレンド」を観たのですが… すみません、このドラマでは良い人すぎて嘘くさいと思い第1話で観るのをやめてしまいました!性格が良過ぎて、さわやかな笑顔が嘘くさいと思っちゃったんです。(主演女優が好きではないのと、吹き替え版で観てしまい、本人の肉声ではなかったという本人以外の要素が原因だったのかもしれないと反省しておりますが…)

それ以来、あまり良いイメージを持てなかったのですが、今回の「SEOBOK/ソボク」でパク・ボゴムさんに対する悪いイメージが完全に払拭されてしまいました。個人的に彼はもっとワイルドな役とか、悪役をした方が映える俳優さんなのではないかと思いましたわ。いい人をやるだけには彼の演技力はもったいないなあと。

パク・ボゴムさんはクローン人間ソボクを演じていたのですが、コン・ユさん演じるギホンに投げかける「疑問」がね、ピュアすぎて、本質すぎて、考えさせるものだったんです。そしてそれをまっすぐな視線で問いかけてくるから、当惑するギホン(コン・ユ)と一緒に私も考えてしまったんですよね。

イ・ヨンジュ監督がこの映画を「生と死」を考えるきっかけにして欲しいとおっしゃってましたが、「ソボク」を観るだけで勝手に考えさせられる仕組みになっててすごいなあと思いました。

特に、「人はなぜ死ぬのが怖いのに、眠るのは怖くないの?」っていう質問が刺さりましたねぇ。確かに私たちは明日の朝もちゃんと目覚めるという保証はないのに普通に眠りについてるなあと。(生理現象ではあるけれど。)

ソボクはこんな感じで普段当たり前だと思ってやっていることが、実はそうではないということを、私たちに一旦立ち止まって考えさせてくれるすごい存在だなあと思いました。

ギホンと心を通わせるようになったソボク。自分も誰かの何かになりたくて、研究室に戻ることを決めますが、ギホンの命を守るために自分の差し出したかのようで切なくなってしまいました。でもそんなピュアなソボクの気持ちを踏み躙る資産家と実験にしか興味のない研究者…

そして、ソボクが最後に取った行動が、もうそうするしかないよね、というもので。

映画館を後にして、友人と散歩しながら感想をシェアしたのですが、ソボクに感情がなければ苦しまずに済んだのかもしれないね〜とか、人間の欲やエゴって、成長のためにはある程度は必要だけど、行き過ぎると狂気だから、気をつけたいね〜というところで落ち着きました。

映画「SEOBOK/ソボク」、なかなか面白い映画だったと思います。

余談ですが、レビューを読んでいるとラーメンのシーンが面白かったという感想を多数見つけました。私も、ラーメンのシーンは必見だと思います。普段サプリしか飲んでなさそうなソボクにラーメンが消化できるのか心配になりましたが(笑)、初めて「食」への興味をもった人というのを面白く表現されてました。

以上、私が実際に映画「ソボク」を鑑賞した感想でした!

 



SEOBOK/ソボクのキャスト:ミン・ギホン役:コン・ユ

ソボクを安全に輸送する任務をもった余命わずかな元情報局エージェント

ある事件でトラウマを負い、不治の病に苦しむ元情報局要員。
ソボクの細胞を得ることで病を克服できると言われ、ソボクを研究所から安全に移動させる任務に就くことになる。
次々と迫る危険を共に乗り越えていく中で、ソボクに対して情が芽生え始める

キャストプロフィール

コン・ユ
韓国語表記:공유 英語表記:Gong Yoo 漢字表記:孔劉

1979年7月10日生まれ
185cm、A型

デビュー:2001年ドラマ「学校4」

代表作:「コーヒープリンス1号店」「トッケビ」「イカゲーム」「静かなる海

 

コン・ユさんはこの映画「SEOBK/ソボク」でドラマ「トッケビ」以来2年ぶりに現場復帰したそうです。

「監督が伝えようとするエッセンスに惹きつけられた」ので出演を決めたものの、そのエッセンスをきちんと表現できるのかプレッシャーも大きかったそうです。ただプレッシャー以上に課題をクリアする意欲の方が優っていたのだとか。演技するのが大好きなのが伝わってきます。

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コン・ユさんって悲しげな表情のイケメンが似合う俳優さんだなあと思うのですが、またしても悲しそうな役でございます。

余命わずか&トラウマを抱え引きこもり生活を送っていたものの、病気を直すために現場復帰するエージェント役を演じています。予測不可能な状況に対処しつつ、ソボクに対する感情の変化をきめ細やかに表現していました。

 



SEOBOK/ソボクのネタバレ感想(コン・ユ編)

いやぁ、安定の格好良さでした。若手ナンバーワンと呼ばれるパク・ボゴムと並んでも全く見劣りしない、スター俳優さんでございます。

脚がとにかく長くて、高身長なその先にあの顔がのってるって奇跡ですわ。(ってどんな感想や笑)

コン・ユさんは、「余命わずかで薬物中毒気味な役」をうまく演じておられました。ピュアなクローン人間ソボクにイライラしつつ、本能的に彼を守ろうとする姿が胸を打つのです。ちょっと悲しいストーリーの中で、「彼の中にある善良さ」に視聴者が救われる、そんな感想を持ちました。

 



SEOBOK/ソボクのキャスト ソボク役:パク・ボゴム

永遠の命と特別なパワーを持つ人類初のクローン

幹細胞複製と遺伝子操作で作られ、10年前に誕生した人類初のクローン人間。普通の人間の2倍の速さで成長するが、細胞分裂を抑制する薬があれば永遠に生きられる。生まれてからずっと実験室の中だけで生きてきた。その細胞は人類に「不死」を与えるため、国家のみならず世界中から狙われることに。逃避行の中、ギホンと一緒に生まれて初めて本当の世界に向き合う。

キャストプロフィール

パク・ボゴム
韓国語表記:박보검、英語表記:Park Bo-gum、漢字表記:朴寶劍

1993年6月16日生まれ
181cm、O型

デビュー作:2011年映画「ブラインド」
代表作:「恋のスケッチ〜応答せよ1998〜」「雲が描いた月明り」「青春の記録

 

パク・ボゴムさんというと純粋な雰囲気をもつ俳優さんですが、この映画ではそのイメージを壊すような「鋭い目つき」を始め、今までに見せたことのない表情をしていると共演のコン・ユさんが発言されています。「これからは悪役をやらなければならない」とアドバイスしたそうです。

監督からは「動物的な俳優で、瞬間的な集中力とエネルギーに撮影中も驚くことが多かった。」との評価。クローン人間が見せる野性味などが感じられました。

 



SEOBOK/ソボクのネタバレ感想(パク・ボゴム編)

先の感想にも書きましたが、実はパク・ボゴムさんに対してあまり良い印象を持ってなかったんです。

ご本人がどんな方かは存じ上げませんが、役柄が好青年すぎて嘘くさいと感じてしまっていました。

でも、この映画で感情をしっかり出すクローン人間を演じておられるのですが、ものすごく「人間的」で「パク・ボゴムの演じる役柄は嘘くさい」という私の中の概念を見事に取っ払ってくれたのです。

これからは悪役とか、ソシオパスとかそっち系の役柄に挑戦して欲しいなあと思いました。パク・ボゴムさんに良い人ばかりを演じさせるのは本当にもったいないです。

兵役後は是非「ワイルド・ボゴミ」になって帰ってきてもらい、クセのある役柄にカムバックしてもらいたいなあと勝手に願っております。

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SEOBOK/ソボクのキャスト アン部長:チョ・ウジン


ギボンに素朴の輸送を命じる韓国情報局要員

隠遁生活をするギホンに、ソボク輸送の依頼をする韓国情報局要員でギホンの元上司。国家安保を口実にソボクの存在を抹消しようとする。

チョ・ウジンのプロフィール

チョ・ウジン
(韓国語表記:조우진、英語表記:Jo Woo Jin、漢字表記:趙宇鎮)

1979年1月16日生まれ
178cm、B型

デビュー:1999年演劇「마지막 포옹(最後の抱擁)」
出演作:「トッケビ」「ナルコの神」、映画「発信制限

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アン部長は国家安全保障を口実に密かに開発されたソボクを永遠に隠す目的でギホンに輸送を命じるという役どころです。

アン部長を演じるチョ・ウジンさんは映画「建築学概論」の大ファンで、イ・ヨンジュ監督の新作をずっと待っていたそうです。そして最終的な台本を読んだときに「このように神秘的な感性につまった韓国映画があっただろうか」と感動し、この世界観に入って演技がしたいと思い出演を決めたのだとか。

トッケビ」で共演していた二人が全く違う役柄で並ぶ姿に感慨深いものがありました。

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チョ・ウジンさんの詳しい記事と彼の最新作「ナルコの神」や「発信制限」に関する記事も書いてます。そちらも参考になさってください。

https://kankokuentame.com/suriname-424

https://kankokuentame.com/hardhit-1187

 



SEOBOK/ソボクのネタバレ感想(チョ・ウジン編)

単純な「悪」ではなく、苦渋の選択の上で攻撃する側になるのかなあ?と思いながら視聴したのですが、分かりやすい悪役でした(笑)

まぁ、彼なりの倫理観を持っての行動なんでしょうけど、共感はできないタイプですわ。

そして、終盤戦車に乗って大砲のような銃を撃つアン部長の姿がギャグにしか見えなかった…

さて、映画を観る前にこの記事を書いていて、チョ・ウジンさんとコン・ユさんが同い年であることを知ったのですが、2人が並んで話すシーンを観て、「絶対に同い年に見えない!」と思いましたわ。(良い意味で!)

チョ・ウジンさんの舞台で鍛えた美声が安定のボス感を醸し出し、コン・ユが小者にしか見えないマジック。チョ・ウジンさんの存在感は半端なかったです。

 



SEOBOK/ソボクのキャスト イム・セウン役:チャン・ヨンナム

ソボクの成長を見守る責任研究員

ソイン研究所の責任研究員としてソボクを誕生させた張本人であり、
ソボクの成長過程を最も近くで見守る人物。

 

チャン・ヨンナムのプロフィール

チャン・ヨンナム
韓国語表記:장영남、英語表記:Jang Young-nam、漢字表記:張榮男

1973年11月25日生まれ
デビュー:1995年劇団「목화 단원」 

出演作:映画「不信地獄」

ドラマ:「ラブリースターラブリー」「王になった男」「その男の記憶法」「サイコだけど大丈夫」「悪魔判事」「黒い太陽」「チアアップ」「イルタ・スキャンダル」「聖なるアイドル

 

イム・セウンはクールな性格ですが、ソボクには限りなく親しい姿を見せます。

ソボクにとってセウンは母親のような存在で、セウンの愛情に応えるようなソボクがなんとも可愛らしい。

イム・セウン役のチャン・ヨンナムさんは「SEOBOK/ソボク」の台本を初めて読んだとき「重いストーリではないのに哲学という気がした。人間として欲についてもう一度考えてみることが出来た。台本を読む時間自体に意味があった。」と述べています。

チャン・ヨンナムさんは映画「不信地獄」以来イ・ヨンジュ監督作品に2度目の出演となります。

チャン・ヨンナムさんの出演作の中で、私のおすすめは「ラブリースターラブリー」です。幽霊になっても娘や息子を守る良き母親を演じておられます。ドラマも面白いので是非観てください!

 



SEOBOK/ソボクのネタバレ感想(チャン・ヨンナム編)

夫と息子を交通事故で亡くし、その悲しみからソボクを生み出した女性を演じておられます。一度観ただけでは分からなかったのですが、卵子を提供し、自分のお腹の中でソボクを育て、出産したということなのかな?との理解でストーリーを観ました。なのでセウンは本当の意味でソボクの「お母さん」なようです。

もしセウンが孤独に耐えていれば、ソボクは誕生せずに済んだのかもしれないし、ソボクが心に傷を追わなくても済んだのかもしれないなどと映画を観た後友人と少し話し込んじゃいましたわ。

冒頭でコン・ユ演じるギホンに人間は「欲深い生き物ですよね」と失礼な物言いをするのですが、あれは自分に対して言っていたのだろうなあと思います。

チャン・ヨンナムさん演じるセウンは深い悲しみとソボクに対する大きな罪悪感を抱えた女性のように思いました。

 



SEOBOK/ソボクのキャスト シン・ハクソン:パク・ビョンウン

ソボクの所有権を持つソイングループの代表理事であり研究員

極秘プロジェクトのすべてを掌握しているソイングループの代表理事であり研究員。彼にとってソボクは単に研究を通じて作り出した1つの実験体であり、守るべき大事な「資産」にすぎない。
パク・ビョンウンのプロフィール

パク・ビョンウン
韓国語表記:박병은

1977年7月14日生
181cm、70kg

デビュー:2000年ドラマ「新貴公子」

出演作:「推理の女王」「推理の女王2」「この恋は初めてだから」「キム秘書はいったいなぜ」「キングダム」「還魂

 

私はドラマ「推理の女王」でパク・ビョンウンさんを知りました。警察に勤めるプロファイラー役で真面目で人間味の少ない演技しか知らなかったので、「キム秘書はいったいなぜ」で特別出演した際のコミカルな演技を観た時はかなり驚きました。

パク・ビョンウンさん出演作では「この恋は初めてだから」がおすすめです。

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SEOBOK/ソボクのネタバレ感想(パク・ビョンウン編)

一見ソボクをとても大事にしていそうだが、実は…という役どころなのかな?と想像しながら観ましたが、

ソボクの事は実験対象としか観ていない、ただの研究オタクでした。彼を使って世界を掌握しようなどとは考えてなさそうな部分は救いです。

パク・ビョンウンさんは研究所という狭いところに閉じこもって、倫理観などは持ってなさそうな感じのシン・ハクソンを演じきっておられました。

ソボクに異常なまでに痛めつけられちゃうのがお気の毒なのですが、人間の欲のために実験に使われている動物の存在などに気付かされてくれる重要な役どころだったと思います。

 



ソボク(徐福)の意味と名前の由来

映画「SEOBOK/ソボク」に登場するクローン人間ソボク。

そもそもソボクって何?って思った方もいるかもしれませんね。

ソボク(서복)を漢字表記にすると「徐福」で、秦の始皇帝に仕えた学者の名前と同じなのだそうです。「徐福」とは始皇帝より不老不死の薬を持ち帰れとの命を受け、東方に船出したものの、そのまま戻らなかったとされる人物。(徐福は日本にも立ち寄ったようで佐賀、和歌山、三重などにその足跡が残されているようです。)

映画「SEOBOK/ソボク」はこの徐福の伝説を現代的に再解釈した物語なのだそうです。

クローン人間「ソボク」はその細胞で人類に永遠の命をもたらすという設定です。そして彼を輸送する命を受けた男は余命わずか…

映画「SEOBOK/ソボク」には不老不死と人間の欲望とは切っても切れない永遠のテーマを、永遠の命を持つクローン人間とその対極にいる人間というコントラストを使いながらドラマを紡ぎ、人間の生命について考えるきっかけを提供したいという思惑があるようです。

 



韓国映画『SEOBOK/ソボク』のイ・ヨンジュ監督について

SEOBOK/ソボクを作った監督について見ていきましょう!

イ・ヨンジュ監督のプロフィール

イ・ヨンジュ
(韓国語表記:이용주、英語表記:Lee Yong Ju)

1970年6月6日生
延世大学建築工学科卒

<監督作品>
2009年 映画「不信地獄」(脚本・監督)
2012年 映画「建築学概論」(脚本・監督)

 

イ・ヨンジュ監督は建築学を専攻し10年間建築事務所で働いていたという珍しい経歴の持ち主です。

ポン・ジュノ監督の映画「フランダースの犬」を何百回も観るほどの映画好きで、2003年にポン・ジュノ監督作品「殺人の追憶」の演出スタッフになったのだとか。

その後下積みをしながら、10年構想を練った映画「建築学概論」を完成させ2012年に大ブレイクした監督さんです。「初恋」と「建築」という異色素材を組み合わせた映画として恋愛映画として公開同時歴代最高興行を記録しました。


これまでの監督作品は全て脚本も担当。「SEOBOK/ソボク」でも脚本も担当されています。

イ・ヨンジュ監督は「建築学概論」の構想を練るのに10年もかけるほどのこだわりを持つ方ですが、この映画にはどうしてもコン・ユとパク・ボゴムをキャスティングしたかったのだそうです。そこで2人に承諾してもらえるように何度も台本を書き直したのだとか。

韓国で2020年の秋に開催されたオンライン制作報告会では「俳優たちに確信させ、説得し、シナリオを修正し、多くの時間を過ごしたが、ますます良くなることを感じた。」と感謝されてました。

余談ですが、イ・ヨンジュ監督の奥様は映画専門記者さんだそうです。これからもイ・ヨンジュ監督が映画大好き人間なのが伝わってきますね。

イ・ヨンジュ監督の名作「建築学概論」は、Netflixが出資して、日本でリメイクされる予定でしたが、原作に見合う作品は作れないと判断され中止となってしまったようです。

 

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SEOBOK/ソボク(映画)の視聴方法

映画「SEOBOK/ソボク」は映画館での公開後DVDが発売されました。


 

また、Amazon Prime VideoU-NEXTなどで有料でレンタルされています。

ただ、2022年10月のプレスリリースで2022年11月24日(木)からアマプラで会員見放題になると発表されているので、それを待つのも良いと思います!

 

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最後に

映画「SEOBOK/ソボク」の感想とキャストを紹介しましたが参考になりましたでしょうか?

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 



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