2022年Netflixオリジナル韓国ドラマ第1弾「今、私たちの学校は…」は、学校を舞台にしたゾンビもののドラマなので、どの登場人物が生き残れたのかが気になる方も多いと思います。
この記事では、ドラマの結末と生き残れた生徒たちをネタバレで解説します。私の感想も書いてみました。
まずはドラマの基本情報からみていきましょう!
今私たちの学校はの登場人物
まずは、登場人物のおさらいから。
Netflixオリジナル韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」に出てくるキャストと日本語吹き替え声優をわかる限り一覧にしました。また、最初の感染者やアーチェリー部員など、気になったキャストのプロフィールも紹介しています。
あなたのお気に入りのキャストが他にはどんな作品に出ているのかを知りたいときにどうぞご活用ください。
「僕たちの復讐ノート」のキャストが再会
Netflixではスヒョク役のロモン(パク・ソロモン)さんが2017年にメインキャストで出演したドラマ「僕たちの復讐ノート」も配信中。
「僕たちの復讐ノート」はスヒョクの相手役だったチョ・イヒョンさんのデビュー作で、アーチェリー部員の先輩・ミジン役のイ・ウンセムさん、そしてグィナム役のユ・インスさんも出演しています。
「イカゲーム」キャストのイ・ユミも登場
Netflixオリジナル韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」には「イカゲーム」で大ブレイクしたイ・ユミさんも学生役で登場します。
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「今、私たちの学校は…」のナヨンは、「イカゲーム」のジヨンとは全く違うキャラクターで、イライラさせらた方も多いようですね。
こちらも要チェックです!
今私たちの学校はの結末(ネタバレ解説)
Netflixオリジナル韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」は、突然ゾンビウイルスが蔓延してしまった学校が舞台の物語です。ウィルスの感染力が高過ぎて学校のみならず街にまで蔓延してしまう大惨事になってしまいました。
国は戒厳令を敷き、街全体を封鎖しますが、ゾンビウイルスの感染力が強すぎるのと、焼却するしか消滅させる方法がないことが分かったことから、ゾンビが嫌がる音を使ってゾンビを数箇所に集め、そこに爆弾を落として街を最小限に焼き払った後に掃討作戦に出て、ゾンビを全滅させるという作戦を立てました。
生き残っている人たちも犠牲にするその作戦を決行したチン・ソンム司令官(キャスト:キム・ジョンテ「夫婦の世界」などに出演)が作戦実行の夜に自決するという形で幕引きに。
それから3ヶ月と17日後、事件が起きたヒョサン市に対する戒厳令は解除されました。しかし、最初の感染発覚から4ヶ月が過ぎても、ウィルスの正体や潜伏期間、そしてその対処法が明確でないため、住民は隔離されたままです。住民たちは全国から届く救援物資で避難所生活をしている状態は続く…という感じで結末を迎えました。
また、ナムラによると、半分ゾンビな人間が学校にはまだ残っているそうですが、それを国が把握しているかどうかは謎です。(シーズン2を作ることになった時のための余白でしょうか?)
さて、ドラマではソンビウィルスに侵された学校から脱出を試みる学生たちの姿が描かれたわけですが、いったい誰が脱出に成功し、生き残ることができたのでしょうか?一緒にみていきましょう!
今私たちの学校はで生き残りは誰?(ネタバレ解説)
Netflixオリジナル韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」の生き残りを解説していきます。
今私たちの学校はの生き残り:ナム・オンジョ
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学校まで助けに来てくれた父と、幼馴染のチョンサンがゾンビ化してしまい、家族がいなくなってしまった主人公のオンジョ。彼女は避難することは無事にできました。
しかし、自分達を見捨て殺そうとした軍人達への不信感から、協力要請を拒否しました。
(父親が囮にならずとも十分に逃げれそうで、彼は死ぬ必要はなかったんじゃなかったのではないかと普通に思ったのは私だけでしょうか…。物語の途中、オンジョとチョンサンそしてお父さんの3人で家族として生きていく姿を想像していたのでかなりがっかり。)
避難所では同級生を避けて生活しており、夜な夜な避難所を抜け出しては、裏山にある木に父やチョンサンへのおそなえ物を届ける日々を送っています。
今私たちの学校はの生き残り:イ・スヒョク、ヤン・デス、ソ・ヒョリョン
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片思いの相手ナムラとはぐれてしまったものの、生き残って避難所生活をするスヒョク。
ナムラがオンジョに噛みつこうとした時に何も出来なかったことに罪悪感を持って暮らしていた模様です。
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一緒に脱出を果たしたヤン・デスやソ・ヒョリョンらも特に症状は出ず、元気に避難所生活を送っているようです。
→スヒョク役パク・ソロモンのインスタとプロフィール
→ヤン・デス役イム・ジェヒョクのインスタとプロフィール
今私たちの学校はの生き残り:チャン・ハリ(アーチェリー部員)
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3年生のアーチェリー部員ハリ(左から3番目)
山を降り、街中から避難所に向かう途中でゾンビに襲われ、それをかばってくれた弟を亡くしてしまうという悲劇に見舞われたハリ。
ハリたちの両親が生存しているかどうかは不明ですが、ハリは避難所で普通に生活しているようです。ただ、アーチェリーのことや受験のことは考えられなさそうに見えました。
今私たちの学校はの生き残り:パク・ミジン(アーチェリー部員)
やたらと高校3年生であることで後輩たちにマウントを取っていたミジンですが、避難所で隔離生活を送っていたため大学受験ができずかなり悔しい毎日を送っているようです。
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大惨事を経験したわりに、気持ちが受験に向いていて、特別受験の嘆願活動を行うほどのバイタリティーもあり、ミジンは今まで以上に逞しい女性へと成長しそうな予感。
今私たちの学校はの生き残り:ミン・ウンジ
不良グループにひどいいじめを受けていた女子高生ミン・ウンジ。
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特殊なタイプの感染者として隔離されていましたが、その後死亡が確認されたシーンはなく、もしかしたらウィルスの研究のためにどこかに連れ去られ、実験台にされているかも…
今私たちの学校はの生き残り:チェ・ナムラ
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最後に、生き残れたものの半分ゾンビになってしまったチェ・ナムラ(キャスト:チョ・イヒョン)。
ナムラは友人たちと一緒に脱出を試みていましたが、発作のように人間を襲いたくなるため、友人たちを襲わなくて済むよう、遠くに離れて暮らすことを決め、学校で生活していました。
ただ、友達のことが恋しくて、毎晩屋上で焚き火をして自分を慰める日々なようです。
原作漫画ではナムラの血清を使ってゾンビウイルスの研究が進むというストーリーらしいのですが、ドラマ版ではナムラのような半分ゾンビが他にも学校にいて、彼らのためにすることがあるから学校にい続けているという設定になっていました。ただ、何をやっているかは謎のままで、これもまたシーズン2を制作することになったさいの余白なのかなあ?と思いました。
半分ゾンビとはいえ、お風呂とかどうしてるんだろう?といろいろと疑問笑。ナムラの美は保たれておりました。
チョンサンは生きている?(今私たちの学校は ネタバレ考察)
さて、ネット上を観ていると、最終回の謎な終わり方から、
・チョンサンは半分ゾンビとして生き残っている
・ナムラをリーダーにして自分達を見捨てた大人たちに復讐しようとしている
などの意見が見受けられます。
・チョンサンは爆風で吹き飛ばされて死んだとされているが遺体が確認できていない
・ナムラが飛び降りた先を眺めている生徒たちが笑顔
ということからチョンサン生存説を掲げているのですが、
もしチョンサンが生きているなら、大好きなオンジョと交換した名札を必死で探し出して肌身離さず持っていそうだし、(名札は工事現場に落ちていた)
友人思いのナムラが、復讐なんて友人たちにも害が及びかねない行動を取るのは疑問。
私はむしろ、学校に残っている半ゾンビ達が外に出て行かないように、ナムラがうまいことコントロールしているように思いました。
そして生徒たちが笑顔になったのは、勉強しかしていなかったナムラが積極的に動いている姿に微笑ましさを感じたからではないかな?と解釈。
ただ、ナムラが統率できなくなったタイミングで半ゾンビが街に出て行ってしまったとか、
廃墟とした学校に肝試しで入った人が感染してしまったなどの理由でシーズン2を制作することはありそうとは思いました。
皆様はいかがお考えですか?
ワンテイク撮影のメイキング
さて、「今、私たちの学校は…」を視聴前に調べていて驚いたのが、撮影に使われている学校がセットだと言うことでした。実際の建物とセットを組み合わせて撮影しているようですが、スケールが違い過ぎますよね。
そして、このスタジオ内に作られたセットに数百人のキャストを投入し、ワンテイクの長回しで給食室がゾンビに襲われたシーンは撮影されたそうです。(第2話に登場)
メイキング映像はこちら。
ワンテイクで撮影した映画といえば、邦画『カメラを止めるな』が有名ですが、(あ、これもゾンビものだわ)
緻密な絵コンテと、俳優やスタッフの計算し尽くされた動き、そしてそれを全員が間違えることなくやり遂げなければならないという緊張感がものすごいと思うのですが、
「今、私たちの学校は…」ではこの給食室のシーンを撮影するために、全体リハーサルを1日かけて行い本番に臨むという入念な準備の上でそれを成し遂げたそうです。
ワンテイクなので、細かなカット割がない分、急に起きた衝撃的な出来事に思ったように身動きが取れない学生たちのもどかしさみないなものがリアルに伝わってきて、すごかったです。
今私たちの学校はを観た感想(ネタバレあり)
Netflixオリジナル韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」の感想を書きます。
ゾンビが苦手な私の視聴法
私はゾンビが苦手なのですが、「賢い医師生活」のチョ・イヒョンさんの演技がどうしても観たくて頑張って視聴しました。
とは言え、気になっていたワンテイク撮影シーンをチェック出来たあたりで疲労困憊に。
そこで、場面が変わりそうな9話まで飛ばし、そこから最終回まで観るという暴挙に出ました笑(実際には5話くらいから話が面白くなるようです。)
なので途中、イ・ユミさん演じるキャラクターがどうなったかや、なぜチョ・イヒョンさん演じるナムラが半分ゾンビになったかは分からずでしたが、それでも十分に楽しめました。
ゾンビとかバイオレンスとか本当に苦手なんですよね〜。
ただ、「今、私たちの学校は」に関しては、ゾンビと戦うのが高校生であることと舞台が学校なので、学校にある備品で戦うというのが新鮮で、ソンビが苦手な私でも観やすかったとは思います。
また「マイネーム:偽りと復讐」と違って戦う理由が明確というか戦わざるを得ない状況で、むやみに人を傷つけてるわけではないのでまだ観るに耐えうる内容でした。(グィナムは除く)
ヤン・デスの存在が癒しに
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また、チョコバーを分け合って食べるシーンなど、ヤン・デスの存在にほっこり癒されて緊張しっぱなしでないところも良かったと思いました。
没入感がえられなかった
ただ、終始気になったのが主人公の女の子の演技力が足りなかったということ。それにつきます。
オンジョからは逃げてる姿に必死さが感じられないし、表情が固いため、主人公に感情を乗せて観れなかったのがとても残念でした。物語に没頭している状態を指す「没入感」が得られなかった感じです。
半分ゾンビになってしまったチョ・イヒョンさんの悲哀やヤン・デスのほっこり感に支えられて最後までなんとか観れたというのが正直な感想でした。
主人公の演技が足りない
ヒロインに感情を乗せれないから、何かあるごとに発生する「感動ポイント」にかえって白けてしまったんですよね。
たとえばお父さんの死。父ナム・ソジュ(キャスト:チョン・ベス「椿の花咲く頃」に出演)が犠牲にならずとも十分逃げれるはずなのに、わざともたついてるようにしか見えなかったのでイライラさせられました。
またスヒョクやチョンサンに恋してる感じや、途中、気持ちが完全にチョンサンに移ったことも分かりにくかったので、お父さんやチョンサンとの別れにどハマりできなかったんです。
どちらも主人公の見せ場として作られたシーンのはずなのに、もったいなかったなあと。
たとえば「イカゲーム」や「ヴィンチェンツォ」など、グロいシーンが多すぎていつもなら避けて通るジャンルのドラマでも、俳優さんたちの演技が素晴らしければ、登場人物に感情移入して最後まで観れるんですよね。感情ってものすごく大事なんだなあとこのドラマを通して学びましたわ。
というわけで、ゾンビが苦手で、主人公に感情を乗せれなかった私には人間ドラマがさほど楽しめず、ちょっと残念な作品だったというのが正直な感想でした。
2022年のNetflixオリジナルドラマ映画一覧
2022年のNetflixオリジナルドラマは「今、私たちの学校は」でスタートしました!
Netflixでは毎月1作品のペースで新作を発表しています。オリジナル映画も2022年は6本の公開を予定されており、楽しみです。ゾンビやバイオレンス以外も多彩に用意されているのが嬉しい。
そこで、オリジナルドラマとオリジナル映画を一覧にまとめましたので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
ちなみに、「今、私たちの学校は」の次に公開されるオリジナルドラマは「未成年裁判」。2月はまたオリジナル映画「モラルセンス〜君は僕のご主人様」の公開が控えています。
楽しみですね!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!