「海街チャチャチャ」に出てくるコンジンの3つの謎について解き明かしていきます。ネタバレばかりですので、未視聴の方はご了承の上お読みください。
海街チャチャチャネタバレ考察
「海街チャチャチャ」とは韓国のtvNで放送された同じ日にNetflixで独占配信された韓国ドラマです。
シン・ミナとキム・ソンホによるラブコメで、脇を固める俳優陣も豪華なドラマ。
ドラマのキャストやプロフィールについては下記記事を参考になさってください。
それでは、コンジンの3つの謎を解明していきましょう!
海街チャチャチャ コンジンの3つの謎とは(ネタバレ考察)
韓国ドラマ「海街チャチャチャ」では、第4話までにヒロイン・ヘジンがソウルの歯科医院を辞めて海辺の街コンジンに引っ越しし、そこに慣れるまでの様子が描かれています。
ヘジンがいきなり朝帰りするなど、ストーリーの展開が早くて、コンジンの街のみんなも興味津々です。
さて、そんな中、第5話で突如出てきたのが「コンジンの3つの謎」です。
その謎とは
1・ファジョンとヨングクが離婚した本当の理由
2・ホン班長の空白の5年間
3・3年前に14億ウォンの宝くじに当選したのは誰か?
の3つになります。
この謎については、第5話と第7話にミソンが街の人たちに教えてもらう形で出てきます。
この謎は物語の終盤で明かされることになります。
では謎の解明をひとつひとつみていきましょう。
海街チャチャチャ 離婚の理由(ネタバレ考察)
まずはファジョン(キャスト:イ・ボンリョン)とヨングク(キャスト:イン・ギョジン)が離婚した本当の理由について。
ヨングクとファジョンは幼馴染が結婚したカップルです。
離婚しても子供がいるので頻繁に顔を合わせる仲になります。
離婚を切り出したのはファジョンだったのですが、ヨングクははっきりとした理由を知らないままに離婚したようです。
ヨングクは次に進むべく初恋を成就させようとするのですが、それを快く思っていないファジョンに対し苛立ちを覚えていました。
しかし、部下のユンフンが差し入れてくれていたと思っていた酔い覚ましのスープや関節用のサプリが実はファジョンからのプレゼント出会ったことを知ったヨングク。
ヨングクはファジョンがなぜその様な行動をするのか理解に苦しんでいたのですが、チュンジェ(キャスト:チョ・ハンチョル)の話を聞きながら、3年前に自分が失言した挙げ句、それをファジョンに聞かれていたことに気づきました。
そこで自分の結婚生活を振り返り、ファジョンに対して辛く当たっていたことに気づき深く反省します。
そこからファジョンを気遣うようになり、2人は元さやにという展開となりました!
海街チャチャチャ ファジョンとチョヒの関係
驚きだったのは、ヨングクの初恋の相手のチョヒ(キャスト:ホン・ジヒ)は実はファジョンが恋愛対象だったことが明かされたことです。チョヒはヨングクがいくら頑張ってもだめな相手だったということですね。
チョヒがヨングクにもらったブレスレットを未だに着けていたことから、ヨングクは自分に気があると勘違いしていたのですが、実はチョヒは大好きなファジョンとのお揃いの品だから大切に身につけていたということだったようです。
ファジョンはチョヒの自分への気持ちに気づいていたそうですが、知らないふりをしていたみたい。
チョヒはファジョンに対する気持ちはすでに整理をつけており、今は友達付き合いを望んでいる様で、晴々とした表情なことに救われました。
海街チャチャチャ ホン班長の過去・空白の5年間(ネタバレ考察)
コンジンの2つ目の謎は、ホン班長(キャスト:キム・ソンホ)が大学卒業後の5年間に何をしていたのか誰も知らないというもの。
北朝鮮のスパイ説
国家情報院の要員で身を隠していた説
アフリカの動物保護団体で活動していた説
太平洋を泳いで横断した説
エベレストに無酸素で登頂した説
精神病院に入院していた説
殺人で服役していた説
といろんな説が住人の間で取り沙汰されていました笑。
海街チャチャチャ ホン班長の過去が明らかに(ネタバレ考察)
ホン班長は定期的にソウルの心療内科に通っており、自分の大事な人たちがみんな死ぬという深い思い込みを抱えていることが徐々に明かされていきました。不眠にも悩まされている様です。
そして、第15話でその全貌が明らかになりました。
ホン班長は大学生の頃、ある先輩(キャスト:オ・ウィシク)に出逢いました。祖父の命日には一緒に法事をしてくれたり、就職の際にはスーツをプレゼントしてくれたりと実の弟の様に可愛がってくれる男性です。先輩の奥さん(キャスト:キム・ジヒョン)とも家族ぐるみの仲で幸せいっぱいでした。
工学部卒だったにも関わらず、先輩を追っかけて証券会社に勤めることにしたホン班長。
ファンドマネージャーの仕事に誇りを持って励んでいたのですが、突然の世界的な金融危機に見舞われます。
しかも自分を信頼して株を買った警備員が、借金をしてまでリスクの高い株に手を出し大損していたことが判明。しかし業務に追われ、ホン班長は警備員の話を聞いてあげることができませんでした。
その後警備員が自殺をはかったことを聞き、先輩と病院に駆けつけるホン班長ですが、その途中で交通事故に遭い運転していた先輩が帰らぬ人となってしまいました。
警備員の自殺未遂、大切な先輩の死。
警備員や先輩の家族は、ホン班長に非がないとわかっていながらも、家族の突然の悲劇に誰かを攻撃せずにはいられなかったのですね。そして矛先が全部ホン班長にむいてしまった。
ホン班長は全て自分のせいだと思い、全財産を警備員の妻に渡しコンジンに帰ってきていたというわけだったんです。ホン班長に帰る場所があって良かった。
ホン班長が「最低賃金でしか働かない」というルールを作ったのは、投資の世界でお金の怖さを感じ、必要以上にお金を持ちたくないと思ったからなのかもしれません。
先輩の妻はソンホンのいとこで、
警備員はソンホンの後輩AD(キャスト:イ・ソクヒョン)の父親という巡り合わせにより過去と向き合ったホン班長。
ヘジンやガムニたちの支えによりようやく傷を癒せたという、悲しいけど心温まるエピソードでした。
海街チャチャチャ 宝くじを当てたのは誰?(ネタバレ考察)
3年前にユンギョン(キャスト:キム・ジュヨン)が営むお店で14億ウォンの宝くじが当たった件。
この宝くじが販売された週は台風で道路が寸断された影響で外部の人が来られなかったという理由から、宝くじを買ったのはコンジンの住人であることは間違いないとユンギョンは言っていました。
でも、災害に見舞われた多くの人たちが希望を求めて宝くじを一枚づつ買って行ったのと、その後羽振りが良くなった人がいないため、誰かを特定することが難しいのだそうです。
さて、その宝くじを買った高額当選者が最終回で明かされました!
海街チャチャチャ 宝くじの当選者は最終回で明らかに(ネタバレ考察)
宝くじの当選者はなんと、警察官のチェ・ウンチョル!(キャスト:カン・ヒョンソク)
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宝くじを外して落胆するミソン(キャスト:コン・ミンジョン)から、宝くじが当たったら2人で一緒に住む家を建てるつもりだったと聴かされ、自分の預金通帳を見せて実はウンチョルが高額当選者だったことを明かしました。
って3つ目の謎のこと、すっかり忘れてましたわ笑
ウンチョルは当選金の一部を寄付をしただけで、後は大事にとっておいたようです。
「自分は金持ちになりたいのか警官になりたいのかを自問自答したら、警官になりたいとわかった」そうで、とても誠実な理由を持っていたことが分かります。
海街チャチャチャ 宝くじの伏線(ネタバレ考察)
海街チャチャチャを観返してみると、第7話でミソンが宝くじの秘密を聞いた帰り道に、買った宝くじの一枚を偶然出会ったウンチョルにプレゼントするシーンがあるのですが、受け取るのを抵抗してるウンチョルがそこにいたんですよね。
女性慣れしてないウンチョルだからそんな態度を取っているのかな?ともとれるシーンなのですが、実は「また高額当選したらどうしよう?」という抵抗を表現している伏線だったようにも思います。
また、その宝くじは少額ながら当選していたのですが、当選金の一部でミソンにチキンを買って持ってくるのも、もしかしたら「寄付」の代わりだったのかもしれず、面白いなあと思いました。
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さて、ミソンとの可愛いラブラインを展開した俳優カン・ヒョンソクさんについて調べた記事も書いています。実は「愛の不時着」や「梨泰院クラス」に端役で登場していたことがわかりました。
ぜひこちらもチェックしてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?コンジンの3つの秘密のなぞは解けたでしょうか??
最後までお読みいただき、ありがとうございました!