韓国ドラマ「王女ピョンガン月が浮かぶ川」は実は主演俳優が降板し、撮影し直した事でも話題のドラマです。いじめが原因とも言われていますがどういうことなのでしょうか?
この記事を読むことで、その噂の真相が分かります。
では早速観ていきましょう!
王女ピョンガン月が浮かぶ川とは
韓国ドラマ「王女ピョンガン月が浮かぶ川」はNHKのBSプレミアムで放送される時代劇ドラマです。
キャスト、キャストプロフィール、視聴率などの基本情報は下記をご覧ください。
王女ピョンガン月が浮かぶ川のキャスト変更の真相
キャスト変更:ジス 主役のオン・ダル役を降板
オン・ダル役は当初「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」「力の強い女ト・ボンスン」などに出演していたジスさんがキャスティングされており、第6話まで放送がされていました。
しかしそのタイミングで、中学時代の同級生から、ジスさんがいじめの加害者であったことを暴露されてしまいました。他にも複数の被害者が匿名で名乗りをあげるという事態に発展してしまいます。
ジスさんは当時不良グループに属しており、理由もなく暴力をふるうなどやりたい放題だったらしいのです。
そしてこのことを本人も認め謝罪としました。
しかし世論はこれを許さず、視聴者もジスさんのドラマ降板を要求したため、降板が決定し、再撮影されることになったそうです。
ジスさんはこの後、出演していた広告などの全ての契約が破棄され、所属事務所との契約も解除。事実上の引退と言われています。
キャスト変更:ナ・イヌ オン・ダル役に抜擢される
ジスの過去のいじめが発覚した時点で、ドラマはなんと、18話位まで撮影が終わっていたそうです。大変!
そして新たなキャストとして選ばれたのが、ナ・イヌさんでした。
キャスト変更:オン・ダル出演シーンをナ・イヌで全て撮り直す
降板が発表されたのが3月5日。そして3月7日には第7話を放送せねばならず、当初はジスさんが出演するシーンを最大限削除して放送して放送し、ナ・イヌさんは9話から登場すると発表されました。
しかし、作品のクオリティを落としたくないと急ピッチで撮影&編集作業が進められ、第7話からナ・イヌ版での放送が可能になったそうです。すごい。
ナ・イヌさんは1日も休まず撮影に望み、1ヶ月で20話分撮影したと言われています。このせいで体重が8キロほど落ちたのだとか。激務ですね。
VODにアップされていた6話までのエピソードは一旦削除されていたそうなのですが、全てナ・イヌ版に差し替えられたようです。
キャスト変更:助演俳優たちのギャラ問題浮上
イ・ジフン、ワン・ビンナ、ユン・ジュマンなどが追加の出演料を受け取らずに再撮影に望んだ事が美談としてニュースになっていたそうなのですが、
これにより、助演俳優たちがギャラの請求をしにくい雰囲気になっていると問題になったそうです。
主演と助演では元々のギャラが違いますし、ギャラを受け取る権利があるのにそれを行使できないのが通例となっては俳優の職場環境が悪化しますよね。俳優の組合が動いてちゃんと交渉をするとの事だったのですが、結果はどうだったのでしょうか。
その後、制作会社はジスさんの所属会社に損害賠償訴訟を起こしており、判決が出たのかは分かりませんが、追加撮影分のギャラもきちんと支払われたことを願うばかりです。
最後に
キャスト変更という突然のトラブルに巻き込まれたドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」でしたが、ナ・イヌさんの登場で無事ことなきを得て最後まで撮影をする事が出来た作品である事が分かりましたね。
NHKがなぜこのドラマを選んだのか分かりませんが、良い作品に仕上がっているという事なのでしょう。
私の好きな女優さんの主演ドラマなので、放送が楽しみです。
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」の放送は2021年10月31日からBSプレミアムで放送スタートです。