amazon prime videoで独占配信されている韓国ドラマ「アイランド」の結末と最後まで観た感想をネタバレありで書こうと思います。
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それでは、韓国ドラマ「アイランド」のネタバレ結末と感想を書いていきます!
韓国ドラマ アイランドとは
まずは、ドラマについて紹介させてください。
韓国ドラマ「アイランド」は2022年12月30日からamazon prime videoで世界独占配信されている作品です。
毎週金曜日に2話づつの配信という形がとられていたのですが、なぜか前半と後半に分けて期間を置いて配信され、2023年3月10日に最終回の配信が開始しました。
韓国で90年代に大人気だった漫画の実写化ドラマで、キャストがとにかく豪華。
映像美も素晴らしい作品です。
なので、とっても期待していたのですけどね…
【ネタバレ】アイランドの結末(韓国ドラマamazon prime)
韓国ドラマ「アイランド」の結末は以下のとおりです。
ヒロインのミホは、悪の存在から世界を守るための結界を張る能力を覚醒させ、結界を張ることに成功します。
その結果、情炎鬼は消滅し、平和が戻りますが、情炎鬼の血が混じったバンも消滅してしまいました。
その一年後、ミホは父親の後を継いで財閥の会長として働き、ヨハンはバチカンで悪魔祓いの日々。
それぞれ日々の仕事の傍ら世界の平和も守っているのだが、済州島に再び不穏な動きが観られ、バンの遺品である剣にも反応が…
という続きがありそうな形でドラマは終わりました。
【ネタバレ】アイランドの感想(韓国ドラマamazon prime)
さて、最後まで観た感想です。
結論から言いますと、韓国ドラマ「アイランド」は「説明不足すぎて意味がわからないドラマ。でもキャストと映像はとっても綺麗な作品。」だったと私は思いました。
キャスト陣の圧倒的な絵力と映像美のおかげで最終回まで観ましたけど、ちゃんとした説明がないままに話が進んでいくので、感情移入するタイミングがなかったのが残念でした。
私は毎週更新日に2話づつ観たリアタイ組で、大事なところを特に見落としていないはずなのに、意味がわからないことが多く面白くないのです。
韓国ドラマ「アイランド」は
- ミホの覚醒
- 多くの人間のために犠牲になった少年二人
という2つのテーマに色々肉付けして無理やり12話にしましたという内容で、すごい映像を見せられて一瞬「おぉ!?」と思うものの大事な説明が抜け落ちているため「だから何??」と疑問が生まれモヤモヤし、没入感が生まれない感じです。
原作を読んでたり、済州島の神話に詳しければ分かる内容もあるのかもしれないのですが、世界配信を前提に作られた作品な割には、情報ゼロな視聴者にわからせる気が全くない不親切なドラマのように感じました。
その理由をいろいろ考えてみましたが、
残念ながら単純に説明不足がすぎるだけだったように思います。
アイランドは意味がわからないドラマ(ネタバレ感想)
中でももう少し説明してほしかったのが以下です。
クム・ベクジュの説明
クム・ベクジュは耽羅(タムナ)時代に装束を来ていて、ウォンジョンの修行をサポートする力を持つ存在のようで、その頃からバンを見守ってきたというのは理解できるのですが、
人間なのか否かがまずわからない…
現代では食堂を経営する海女で孫のような子供と同居という設定なためさらに混乱。
(終盤でベクジュとヨムジに血の繋がりがないことが明かされますが、早く説明してほしかった。)
クム・ベクジュは耽羅(タムナ)時代から変わらぬ姿で存在してきたのか、それとも過去生の記憶を持ったまま人間として生まれ変わっておばあちゃんの年代になったのかが全くわかず終い。
しかし、シーズン2のどこかでちらっと「神々の母」だという説明が。
「神々の母」ってめっちゃすごい存在なんじゃないの!?ってことで大混乱!!
クム・ベクジュの存在についてもっと詳しい情報が欲しかったですわ。
もしかしたら済州島の神話に出てくる存在なのかもしれないですね。
クム・ベクジュのキャラ設定がわからず、序盤からずーっとモヤモヤしてたなあ…
ヨハン覚醒の謎
最終回で、グンタンに剣で刺されて瀕死の状態だったはずのヨハンがピアスを外しただけで何やら覚醒し、めっちゃ強くなって戻ってきたのも謎すぎました。
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なんで目が青いんですか?(謎)
ピアスで何らかの力を封印していたんですか??(謎)
そして最終回で補聴器を着けてるのが誇張されていたけれど、そこにもなんの説明がない。
あと、グンタンに刺された傷跡が背中側にしかないのも謎でした。
もう、意味がわからなすぎる!
白百教の謎
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特別出演のキム・ソンオさん演じる「白百教」の説明も皆無でしたよね。
教祖が人間なのかどうかもわからないし、 「白百教」の目的も謎。
「白百教」ネタで続編を作るかもってことなのかもしれないけど、雑すぎるにも程がある…
ヨムジとグンタンの関係
そして最大の謎がクム・ベクジュと一緒に住んでいた高校生ヨムジとグンタンの関係です。
なぜヨムジが「白百教」にいたのか、
なぜグンタンの言うことを素直に聴くのか
虐待する父親から救ってくれた存在としてグンタンを慕っていたとしても、二人の関係性の説明がほとんどなく、腑に落ちるものではありませんでした。
もしヨムジがグンタンのやることに罪悪感などを感じないサイコパス少女として描かれていたらもう少しわかりやすかったのですが、友人やクム・ベクジュの死を悲しんでいたし、赤ちゃんの生命を守ろうとする姿も見せていたので、中途半端…
ヨムジの存在で何を描きたかったのか理解不能でした。
アイランドのセリフの言い回し(日本語字幕)に違和感
それと、日本語字幕についても違和感をずっと感じていました。
個人的な好みの問題かとは思いますが、
例えばクム・ベクジュがバンに話しかける時に「君」と呼んだり、
バンたちの話し言葉が軽いのが私はめちゃくちゃ気になってしまったんですよね。
「お前」って言った方がしっくり来るシーンが多いと思ったし、
話し言葉にしてもシリアスなドラマだからもう少し重みのある表現を選んでくれ〜と思いながら観てたのも世界観にハマれなかった理由の一つでした。
【ネタバレ】アイランド唯一の没入ポイント
とはいえ、私にも1人だけ感情移入できるキャラクターがいました!
それはチャン執事。
最終回で聖水を入れた弾丸で情炎鬼と応戦するチャン執事は本当にかっこ良いと思いました。
正直、彼はもう登場しないとも思ってましたしね笑
最後情炎鬼に囲まれたシーンでは、絶体絶命なのに、バンはミホのところに行っちゃうし、ヨハンも助ける気配はないし、このままチャン執事が死んでしまうのではないかとハラハラしましたわ。
ここが筆者にとって本作品唯一の没入ポイントだった件。
チャン執事に関しては、過去に司祭として何も出来なくて、ウォンジョンの生まれ変わりであるミホを守るためにウォン家の執事として働いてきたという設定の説明がありましたよね。
しかも、ミホに護身のために格闘技や銃の使い方などを仕込んできたという伏線が想像を超えるやり方で見事に回収されたので、消化不良はなし!
言い過ぎかもしれませんが、私的には、チャン執事がいなかったら、このドラマひとつもはまれるところはなかったかもです。
チャン執事に感謝。
アイランドのシーズン3はある?(韓国ドラマamazon prime)
アイランドの最終回、
ミホはおばさんとの派閥争いに勝ったのか、財閥の会長に就任。バブル期のOL並みの超ミニスカボディコンワンピに身を包み、お仕事に励む日々。
(あのスカートの短さだと椅子に座るのも一苦労で仕事に集中できんやろ、と違うところが気になってしょうがなかったですわ。)
でも、ヨムジが結界を解いてしまい、新たな戦いが始まるという感じでエンディングを迎えました。
新たな敵は「白百教」の教祖で、バンの復活もありそう…
と、あわよくば続編を作るかもよって事なのでしょうが、韓国でも酷評なようですし、続編の制作は難しいのではないでしょうか?
作るとしても、キャストそのままで監督と脚本家の入れ替えの必要制を感じます。
2023年3月現在、続編制作決定のニュースはないようです。
終わりに
と、さんざん酷評してしまいましたが、
韓国ドラマ「アイランド」のキャストは本当に豪華で、演技力も素晴らしいです。映像美も最高でした。
ただ説明不足がすぎるため、物語が漫然と流れていってしまうというもったいない造りになっています。
もう少し人物設定やその背景がわかりやすく解説されていたら、かなりはまれるダークファンタジーとして話題になっただろうにと本当に残念に思いました。
以上、が私の感想です!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!!
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