私は、韓国ドラマ「私の解放日誌」を「恋愛体質」に出演されてて気になっていたソン・ソックさんが登場すると知って観始めたのですが、
ソン・ソックさんが演じる謎の男ク氏の魅力にまんまとハマり、明るいドラマではないのにク氏が登場するとニヤけて悶える、そんな日々を送っておりました(笑)
さて、この記事には第12話までに明かされたク氏の正体について書いています。13話以降に明かされる事と矛盾する部分もあるので、ご理解ください。
ネタバレ記事になりますので、ご了承の上お読みください。
私の解放日誌とは
韓国ドラマ「私の解放日誌」はNetflixで2022年4月から独占配信されている作品で、
毎日1時間半かけてソウルに通勤する生活に疲れている三兄妹と彼らの父の元で働く身元不明の謎の男ク氏の物語です。
息が詰まりそうな日々から自分を解き放つために、ク氏と付き合い始める次女の話を主軸に描かれる物語が、明るくはないのにとても面白く、
特にク氏の放つ不思議な色気にハマってしまうこと間違いなしなドラマです。
ク氏の過去と本名(私の解放日誌ネタバレ考察)
それでは、ク氏の過去と本名を探っていきましょう!
ク氏は幅跳びの国家代表だった?
ミジョンの崇め方がわからなくて、とりあえず走り幅跳びという離れ業を見せたク氏。
(↓下のサムネがハイジみたいで可愛い)
その後、食べ物をお供えすればよいのかと気づいたからか、体を張ったことはもうやっていませんが(笑)、ク氏っていったい何者??と全視聴者は思ったはず。
この走り幅跳びのシーンによって視聴を続けようと決めた方も多いのでは?
その後、ク氏はじわじわと裏社会の人かなあと匂わせるエピソードが盛り込まれ、ようやく正体が明かされました。
ホストなク・ジャギョン社長
気になるク氏の正体ですが、反社会的勢力が営むおしゃれな高級クラブを経営する社長で、ホストだったようです。
ホストだから、女に貢がれるのに慣れていて、自分のために甲斐甲斐しく動く女にウンザリだったのかもしれませんね。
さて、名前はク・ジャギョン。
(女神ミジョンは神通力でこの名前を候補に挙げていました。慌てたク氏が可愛かったですね。また、チャンヒが調べた陸上選手の中にもク・ジャギョンという名前がありましたが、それがク氏かどうかは明かされませんでした。)
ク氏はペク社長(写真右)の妹と付き合っていて一緒に暮らしていたのですが、彼女が精神を病んでいて、カウンセリングを受けるように助言したのに伝え方がまずく、自殺してしまうということがありました。
そして、ペク社長は妹の自殺を口実に、未遂には終わったもののク氏殺害を企てた上、ク氏の会社を乗っ取ってしまったのです。
ペク社長がいた店は元はク氏のものだったと思われ、彼のオシャレセンスの高さが伺えます。
ク氏にこれまで電話をかけてきていた男性は、ペク社長と敵対関係にあるク氏の兄貴分だった模様です。
ク氏が隠れていた理由
さて、ペク社長はク氏が自分から殺されるのが怖くて隠れたと思っていましたが、実際は違いました。
ク氏は自分の生き方に疲れて、ちょっと休憩していただけのようです。
ペク社長の妹から開放され、
長年やっていた仕事からも開放され、
口数の少ない相棒(ミジョン父)と黙々とシンクを作る生活を送りながら、
静かな環境の中でエネルギーが戻ってくるのを待っていた様子。
そして、「今の仕事を選んでこの世界を抜けるか、この世界に戻ってくるか」を考え中なのだとか。
このツイ主の考察ってすごいなあとおもうのですが、第10話のエンディングってク氏がどっちの未来を選ぶかを映像化したものなのだろうなあと私も思います。
解放日誌の10話エンディングってクが言ってた「今の仕事を選んでこの世界を抜けるか、この世界を食い尽くすかのどちらか」を選んだ場合のそれぞれの未来の可視化…? pic.twitter.com/ia6XkSKsd1
— 夛 (@qqs10ve) May 9, 2022
自然の中でパートナーと過ごす穏やかな時間か、
きらびやかだけど儚い雪のような生活か
俺はどっちで生きたい?
そんな事を考えているのかなと思いました。
伏線はどう回収される?
ただ、もしこれが未来の映像だとしたら、
ク氏がカウントダウンイベントから出てくるシーンは2022年となっているので、
ク氏がミジョンを崇めはじめたのは過去の出来事ということなのかな?と謎も出てきます。
ミジョンのナレーションも意味深でしたし、この10話の最後がどんな伏線になっているのか、今後の展開が楽しみですね。
(時系列については後ほど)
ク氏はなぜタンミ駅で降りた?(私の解放日誌ネタバレ考察)
ペク社長の妹が自殺したのを機にペク社長に裏切られ、疲労困憊の中電車に乗ったク氏は居眠りをしてしまいます。
そんな中「降りてよ!」という大声に飛び起きて、反射的に降りたのがタンミ駅でした。
そのおかげでク氏はペク社長の襲撃に合わずに済んだわけですが、
「降りてよ!」の声の主はなんとミジョン。
酔いつぶれたチャンヒにかけた言葉だったんですね。
このエピソードで、ク氏は図らずもミジョンに救われていたことが分かりました。
これ、初雪の日の出会いってやつでしょうかね。
(韓国人は恋愛のシーンで初雪を大事にしているようです)
そこから、どうやってサンポシンクの求人にたどり着き、ク氏がそこで働くようになったのかは分かりませんが、
どうせ静かな生活を送るならミジョンの側でとク氏は考えたのではないかと思われ、
自分の命を救った女神を崇めるというのは、ク氏にとっては自然な流れだったのかもしれません。
10話の終盤、ミジョンのために甲斐甲斐しく漬物や飲み物を運んでくるク氏がいましたが、女神にお供えものをしているようにしか見えなかったのは私だけでしょうか(笑)
ク氏の時計や車はいくら?
さて、第10話ではク氏との距離を縮めたチャンヒも面白かったですね。
第9話で隣の席のうざい先輩を嫌う理由について、同僚に図星をつかれるというシーンがありました。
これまでに嫌なことがあっても、自分の心を穏やかに保つためにいろいろ頑張ってきたチャンヒ。
でも、これはさすがに荒れるだろうなあと思っていたら、とても穏やかで、先輩にも寛大な態度を示すようになるという意外な展開がまっていました。
仏・チャンヒの登場です。
その理由がなんと、ク氏の洗面所に高級時計とロールスロイスのキーを見つけたからという、これまた意外な展開で。
チャンヒはそれ以来、ク氏を「ヒョン(兄貴)」と呼んでつきまとい、朝晩トイレを借りるようになります。(ロールスロイスのキーをティッシュに包んで崇めるとか、好き勝手しすぎでしょ!)
ク氏と仲良くなれば、自分も金持ちになれると思っているのかな?
その思考回路が面白すぎました。
ク氏の時計はリシャール・ミル
さて、ク氏が洗面所に無造作に置いていた時計っていったいいくらなんでしょう?
海外のファンのこんなtweetを見つけました。
Mr. Gu put a whole ass 400k watch… IN THE BATHROOM…. i hate this mf pic.twitter.com/CsVgtL36KY
— may (@gongjicheoIs) May 8, 2022
ク氏の時計はリシャール・ミルというスイスのブランド。
$402,100 とあるので、日本円にして4,500万円以上です!
想像を超えていてびっくり。
ク氏の車はロールスロイス
そして、ク氏の愛車のロールスロイスはイギリスの車で、最低でも数千万円する高級車。
世界に1台のモデルだと十数億円するそうです。
そんな車をチャンヒにポンと貸せるク氏って物欲がないのか、チャンヒをただ崇めているだけのか、どちらにしろスケールの大きい男だなあと思います。
ク氏のセリフに「ダイヤのリングをプレゼントするほうがむしろ簡単」みたいなものがあったので、彼にとってお金で解決出来る問題はもはや問題ではなく、
どう崇めてよいか分からないミジョンは、攻略が難しく、怖いという事みたいです。
だからこそ、気になって一緒にいたいと思ってしまうのかもしれませんね。
実は用意されていた伏線
韓国ドラマファンの皆様の情報がすごすぎて、いつもありがたいのですが、
この、第6話の「酔ってる時の俺は普段よりも優しい」発言の胸キュンシーンで着ていたシャツは、
TOMFORDの12万円もする白シャツを汚して作ったものだそうで(ソン・ソックさんの自腹購入??)、
お金持ちのク氏が、田舎暮らしを始めたという伏線が、実は丁寧に敷かれていたようなのです。
ク氏のアクセサリーはDAMIANI(ダミアーニ)
ちなみに、ク氏がいつも身につけているクロスのネックレスは、イタリアブラン「DAMIANI(ダミアーニ)」のもので間違いなかったようです。
DAMIANI(ダミアーニ)は100年以上続くイタリアの老舗ブランドで、ク氏が身につけていたのは、ベルエポックというコレクションのネックレスだったようですね。
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韓国ではこのベルエポックのネックレスに「ク氏ネックレス」という通称がついてしまうほどの人気だったようで、
2022年8月に、ソン・ソックさんはダミアーニのモデルに抜擢されたそうです!
ク氏は何年にタンミ駅に来た?(ネタバレ考察)
さて、話を戻しまして、
10話の最後に2022年のカウントダウンイベントの場にいたク氏。
それならば、ク氏がミジョンと過ごしたのは何年なの?という疑問がわきますよね。
これについて、Twitterに素晴らしい発見をされていた方が。
このカレンダー、ちょうどメモが重ねてあって何年のカレンダーか分からないようになっています。日曜始まりのカレンダーなようなので、7月1日が月曜日だったのは何年??となっていたわけですが、
第12話ではメモの配置が変わり、2019年とはっきり分かるようになっているという伏線回収の細かさです。(こちらは2019年9月)
この発見はすごいですね。
サンポシンクの福利厚生
余談ですが、この表はク氏の勤務表で、ク氏が出勤した日に「○ク」と記されているようです。ミジョンパパ、超アナログな勤怠管理です。
ク氏は週末の畑仕事はボランティアでやっていたようなので、給料が発生するのはサンポシンクでの労働のみ。
この勤務表からはク氏は2019年7月は週休二日制で、隔週木曜日にも休んでいたことが伺えます。第3月曜日に休んでいるのは、二日酔いで怪我した時かしら。
サンポシンクの福利厚生は、
・食事付き
・車を自由に使っていい
って感じだったのかなと思います。
車を自由に使えないと、夜中にトラックで野犬を観に行くというマニアックなデートは出来ないはずと勝手に考えました。
ク氏の選択はどっち?
さて、ク氏は
・シンクを作る生活を選ぶのか
・元の世界に戻って業界を掌握するのか
どっちを選択するのか気になりますね。
第12話でク氏はミジョンたちを守るためにソウルに戻りましたが、残り4話どんな展開になるのか目が離せません!
以上が、第12話までにわかったク氏の正体についての記事です。
最後までお読みいただきありがとうございました!