Netflixで独占配信されている「還魂」が、2023年1月8日にシーズン2の最終回が配信され、ついに完結しました。
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私としては、チョン・ソミンさん演じるムドクに思い入れがあり、
チョン・ソミンさんが回想シーンでしか登場しなかったことに不満を感じましたが、悪役が成敗され、ハッピーエンドで終わりウクが幸せそうな終わり方だったので、まぁ良かったかなと思いました。
(欲を言えば、もっと感動的な終わり方を期待してました〜。)
この記事の筆者は第1次韓流ブームから韓国ドラマを視聴するようになった40代女性です。韓国ドラマ歴は約20年になります。
韓国ドラマは、Netflix・U-NEXT・Disney+ (ディズニープラス)・アマプラ・楽天VIKIなどの動画配信サービスで最新作を視聴する他、BSや地上波でもチェックしています。
ブログの記事は、韓国の公式サイトなどを見に行って情報収集をし、ほとんどの記事を実際に作品を観た上で書いています。
韓ドラ好きの筆者が情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください!
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それでは、「還魂2」のネタバレ解説をしていきます!
還魂2にムドク(チョン・ソミン)は登場する?(還魂2のネタバレ考察)
結論から言うと、韓国ドラマ「還魂2」にチョン・ソミンさん演じるムドクは登場しません。
回想シーンとして、シーズン1の出演シーンが流れる形でのみの出演となっています。
私としては、鎮妖院(チンヨイン)のチン・ブヨンとして出てこないかなと期待していたのですが、
子役のユン・ヘビンちゃんが登場するのみでした。
↓↓↓ユン・ヘビンちゃんのインスタ↓↓↓
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シーズン1でブヨンが登場するシーン(ウクが還魂されかけた時に助けたシーンなど)もこの子役ちゃんだったら違和感なかったんですけどね〜。
そこは本当に残念。
ムドク役のチョン・ソミンさんはシーズン1のみの出演という契約を結んでいたそうで、シーズン2に新たなシーンで登場することは本当にありませんでした。
↓↓↓シーズン2撮影中は海外旅行へ↓↓↓
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パク・ダング役のユ・インスさんがシーズン2最終回放送後にアップしたインスタにチョン・ソミンさんの写真を上げているのが尊い…
(4枚めにあります。)
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ムドクはどうなったの?(還魂2のネタバレ考察)
さて、韓国ドラマ「還魂2」の第1話でナクスの顔をしたチン・ブヨンを名乗る女が登場して、混乱した方多いと思います!
しかも、この女は鎮妖院(チンヨイン)に閉じ込められ、鎮妖院は彼女の存在を隠すために3年もの間、門を閉じていたというから驚きで。
ナクスの顔をしているのに、殺気のようなものが全く無い、明るい女性。
そんな彼女の正体は、「還魂シーズン2」の第2話で明かされました。
ムドクを引き上げたのは鎮妖院の術士達
鎮妖院(チンヨイン)に閉じ込められているチン・ブヨンの正体は、実は記憶をなくしたナクスの魂と神力をなくしたブヨンの体が一つになったものでした。
シーズン1の最終回で、チン・ムのせいで暴走&石化したムドクは、「還魂人の墓」とも呼ばれている「敬天大湖(キョンチョンデホ)」に自ら飛び込みました。
鈴の音も聞こえないし、これ以上人を殺さずにそのまま死ねると思ったのでしょう。
でも、そのムドクが本当に自分の娘なのかを確かめたいチン・ホギョンの命令により、ムドクは鎮妖院の術士達の手で引き上げられていたのです。
ちなみに、敬天大湖(キョンチョンデホ)に飛び込んだムドクと鎮妖院の術士達はプロのダイバーさんたちが演じていたようです。
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敬天大湖(キョンチョンデホ)なら不自然さはないけど、韓国ドラマの池や井戸ってめっちゃ深いよね〜(笑)。
このようなダイバーさんたちが、深すぎる現場を支えているんですね。
ムドクは、体はブヨン魂はナクス状態だった
チン・ホギョンの長女チン・ブヨンへの執着は引くほどすさまじいものがありましたが、先祖代々続いた鎮妖院を守るという責任感から来ていたらしいです。
チン・ブヨンの高い神力を残さねばという使命感は素晴らしいですが、彼女が娘を助けるために氷の石を使わなければ何も起こらなかったわけなので、諸悪の根源はチン・ホギョンにあったと私は思います。
基本的に「還魂」は大人世代が悟ってない方達でしたよね(笑)
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師匠レベルな人たちが一番欲深い件。
さて、引き上げられたムドクは、水の気が抜けきったものの生きている状態。
そこで、チン・ホギョンはイ先生に治療を頼みます。
イ先生から、体を助けるにはナクスの気の力を使うしかないが、ブヨンの魂が力を抑えているため、ブヨンの魂を消さなければ救えないと言われたチン・ホギョン。
ナクスの魂を残して、ブヨンの体を助けることを選択しました。
(跡継ぎを残す体が必要ってことなのでしょう。)
しかし、ナクスの力で生き残ったブヨンの体は、体と魂が違うと暴走するため、次第にナクスの顔に変わって行きました。そして、ブヨンの神力も鎮妖院の門を開け、気を観る力がある程度に落ちてしまいました。
また、ブヨンの体を助けるためにナクスは気の力を使い果たし、記憶までなくします。
以前のように術士として戦うことはもう出来ません。
ナクスは記憶をなくし、ブヨンは神力をなくしたことで体と魂が一つになって安定したようです。
↓このツイ主さんの説明が簡潔で素晴らしい!↓
湖に落ちた石化ムドク(魂:ナクス、身体ブヨン)を引き上げる
↓
ブヨンママがイ先生にブヨンを助けるようにお願いする
↓
ブヨンの魂orブヨンの身体(神力持ち)
どちらかを選べと言われる
↓
ブヨンママは神力を選ぶ
↓
魂:ナクス 身体:ブヨン(神力持ち)の人間が完成って訳です。— きな (@kinachan_game) December 19, 2022
ブヨンとナクスはどんな状態??(還魂2のネタバレ考察)
「還魂2」でイ先生は解説者の役目を果たしていて、登場するたびに重要な発言をするので目が話せませんでしたよね。
「還魂2」は、意味がわからなくなったら、イ先生登場シーンをとりあえず見返しとけば大丈夫な作りになってます。
そんな中、還魂2パート6の48分頃に、イ先生の爆弾発言がありました。
「ブヨンの体の神力が戻ると、ナクスの記憶も戻って来る。」
つまり、ナクスが全ての記憶を取り戻した時は、ブヨンの神力が完全に復活して、ナクスの魂が体から追い出されるタイミングでもあるため、
ナクスが全てを思い出した時、ウクとの別れがやってくるということだったのです。ブヨンの魂は消えたはずだったのに矛盾があります。
そして、「これ、ハッピーエンドになるやつなん??」と不安になるすごい演出です。
ソ・ギョンはなぜ氷の石を残したのか?(還魂2のネタバレ考察)
そもそも、ソ・ギョン先生が氷の石を鎮妖院に残さなければ歴史が繰り返されることはなかったわけですが、なぜソ・ギョン先生ほどの人がそれをしなかったのでしょうか?
ソ・ギョン先生とチン・ソルランは、動乱を鎮めた後、火の鳥を閉じ込めるために鎮妖院を作り、チン・ソルランが鎮妖院の初代院長となりました。
でも、チン・ソルランは動乱で体を壊し、すぐに他界。
ソ・ギョン先生は恋人を失うのが辛すぎて氷の石を残してしまったとシーズン1では説明されていました。
でも、これちょっと意味不明でしたよね。
「氷の石を残す」事が「チン・ソルランの死を悼む」ことにつながらないからです。
その真の意味が、シーズン2最終回でこれまたイ先生の解説で判明します。
ソ・ギョン先生は氷の石をただ残したのではなく、チン・ソルランの魂を入れていたんです。
動乱が起こった時に備えて、氷の石に神女を忍ばせておくという意味合いもあったようなのですが、
これなら氷の石を残して恋人を偲んだというソ・ギョン先生の気持ちが分かりますね。
(ま、別の人と結婚してソ一族作ってるけどね〜。)
ブヨンはソルランだった(還魂2のネタバレ考察)
そして氷の石を使って生き返ったチン・ブヨンはつまり、チン・ソルランに還魂されてたんですね〜。
シーズン1を観ながら、ものすごい神力を持つチョン・ブヨンはチン・ソルランの生まれ変わりなのかな?と思っていたのですが、
チン・ソルランそのものだったことに驚きでした。
実はブヨンに利用されていたナクス
ナクスがシーズン1の第1話で、目が見えないムドクではなく健康そうな女性を選んで還魂を試みましたが、結果的にはなぜかムドクと還魂してしまいましたよね。
実は、ナクスが還魂に失敗したわけではなく、ブヨンの方から働きかけていたことが発覚。
今後起きるであろう動乱を収めるために、自分体の方にナクスの魂を閉じ込める必要があると判断したチン・ソルランの思惑が働いたようなのです。
だから、チャン・ウクが還魂されそうになったときなど、助けてくれてたんですね!
そして、火の鳥を消滅させた後、目的は果たしたので、ナクスに神女のある体を渡して安心して去ったということでした。
還魂2はハッピーエンドなの?還魂2の結末(還魂2のネタバレ考察)
では韓国ドラマ「還魂」はハッピーエンドだったのでしょうか?
登場人物達の結末をみていきましょう。
パク・ダングとチン・チョヨンの結末
瀕死のユルを助ける作戦の時に、妊娠の可能性があるとほのめかしていたパク・ダングとチン・チョヨン。
その後妊娠が発覚し、急いで結婚したのでしょう。
1年後には双子の男の子が誕生していました。
すっかり大人の雰囲気ですが、
チン・チョヨンはシーズン1を観る限り家事などは一切しなさそうだし、
子供もパク・ジンとキム・ドジュに預けてよく遊びに行っているようです。
キム・ドジュとパク・ジンの結末
めでたく結婚したキム・ドジュとパク・ジン。
キム・ドジュは度々双子を預けられ、新婚なのに旅行にもいけないと不満があるようですが、
二人は仲良く暮らしているようです。
私、ドラマを観て泣くことはあまりないのですが、
この二人のシーンでは泣いてしまいました。
(「トッケビ」のウンタクの記憶が戻ってのキスシーン以来だったかも!)
なのでこの二人には幸せになってほしい!
キム・ドジュに懐妊の兆候がみられましたね!
二人の年齢設定は不明ですが、高齢出産なはず。
頑張れ〜。
チン・ホギョンの結末
チン・ムと一緒に成敗してほしいなあと思っていたチン・ホギョン。
鎮妖院から妖器が出ていかないように命をかけて頑張っている姿を見せ、
彼女なりに、鎮妖院を守るために必至だったことが明かされました。
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神力使いすぎて、白髪も増えちゃいましたね。
現実もしっかりと受け入れたようで
娘二人が女の子を産むのを楽しみに待つ良きおばあちゃんキャラになって終了となりました。
ソ・ユルの結末
同じ相手に2回振られてしまう形となったソ・ユル。
彼は西湖(ソホ)城には戻らず、術士を育成に尽力する道を選びました。
精進(チョンジン)閣の創設者なソ・ギョン先生の子孫でもあるソ・ユルは、先祖が作った精進閣を継ぐことを決意します。
精進閣に家柄など関係なく、気と資質のある術士を集めるべく、面接を開始。
そして選ばれた術士候補第1号が、
・ホ・ユノクの侍女・スニ
・ソイの付き人だったヨンピル
の二人
手近でまとめたなぁ感が強いですが(笑)、しょうがないですね〜。
しかもスニはウクを超える人材になりうるらしいですが、
ここで、シーズン3は絶対にないってことを強く主張されたように思いました。
ホ・ユノクの結末
シーズン2では人が変わったようになってしまったホ・ユノク。
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ユノクは患者の一人と良い仲になったらしく、ひと安心。
おじいちゃんも納得の相手と結婚することでしょう。
サンホの結末
サンホは着ているものが豪華になり、昇進したっぽいのですが、
詳しい説明はありませんでした。
サンホ役を演じたイ・ハユルさん、「還魂」きっかけでブレイクしないかしら。
世子の結末
父親である王様から金牌を奪われ、世子の地位を失ったものの、
チャン・ウクから金牌をもらい王が出した出兵の命令を取り下げさせた世子。
さらに、父親を王位から退かせ、自身が王様になりました。
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チン・ブヨンが選んだ女性と素直に結婚するようです。
チャン・ウクとチョ・ヨン(ナクス)の結末
最後に、主役の二人。
ナクスは、チン・ソルランが神力のあるブヨンの身体を明け渡して消えたことで、魂が復活。
ナクスの記憶も神力もある状態になりました。
そして世間的には神女チン・ブヨンとして生きています。
修練さえすれば術士にもなれるようですが、神女の力があるので苦労はしたくない模様。
そして、チャン・ウクとチン・ブヨン夫婦は、鎮妖院から逃げ出した妖器を回収する旅に出て忙しくしている。という感じで終わりました。
ナクスとして人を沢山殺めた罪などはなかったことになっているので、ご都合主義とも言えますが、
ハッピーエンドで終われたのでこれで良いのかなとも思いました。
還魂2の最後のシーンの意味
これはあくまで私の意見なのですが、
最後ウクがめっちゃ不自然な形で剣を抜くところがシーンがありましたが、
実は深い意味が込められているのでは?と思いました。
抜刀シーンを観てすぐに、還魂シーズン1のポスターを思い出しまして、
チョン・ソミンちゃんver.のシーズン1のポスターへのオマージュが感じられると共に、
ムドクによってウクの天と地がつながり、
ナクスによってウクの陰と陽が結ばれ、
ウクが完全体となった
と表現してるように感じたのです。
「還魂」は細かなところにも設定がある、すごく考えられたドラマだったなあと思いました。
還魂シーズン2ネタバレ考察・解説まとめ
韓国ドラマ「還魂シーズン2」をネタバレありで解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
また、気付きがあれば書き足していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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